soshinka blog
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大晦日


27日。chikuniさんのお店での音楽会に行ってきました。
素晴らしい演奏会でした。
日暮れと共に始まり夜へと移行する時間は、
音楽と映像と暖かな光を伴いゆったりと深まって行きました。

最後には会場の全ての灯りが消え、
3階に浮かぶビルの1室と通りを流れる車の音…
そうして訪れた「素」からは、
音の一粒一粒が空間に溶け出し、
空間を伝って体に染み入ってくる様でした。

今年一年が、先日の演奏会で締めくくれて本当に良かった。
さぁ、来年はどんな年になるのかな?

(写真は、旅行の際に撮ったもの。ヨドコウ迎賓館の窓から。)

 
コースター・花刺し


花刺し (一目刺し)
コースター・十字花刺し


十字花刺し (一目刺し)
コースター・格子


格子 (一目刺し)
 
コースター・銭形刺し


銭形刺し (庄内刺し・一目刺し)
それぞれの四角形は硬貨を表しており、それらが斜線によって囲われている事から、
家からお金が出ないようにという願いが込められている。
コースター・柿の花
布を複数枚重ね合わせて刺し縫う「刺し子」。
丈夫であることから江戸時代以後、
火事装束や胴着、武道着、作業着などにされてきました。

綿の栽培ができなかった北国では、
綿一反が米二表に相当すると言われ、
衣服を調達することは「衣・食・住」のなかでも
極めて困難であったそうです。
そうした中、布を少しでも暖かく、
さらには強くしようと始まったのが東北地方の刺し子です。

同じ東北地方でも、地域によって様々な技法がありますが、
着物の部位によって糸の渡し方を変え実用性を高めるなど、
知恵の詰まった世界に感心します。

また、図案の素晴らしさは言うまでもありませんが、
それぞれの持つ意味には、時には切なるものを、
時には洒落っ気を感じさせてくれます。




柿の花 (庄内刺し子 一目刺し)
一つも無駄花が無い、害虫を予防するなどの意味がある。