soshinka blog
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端切れ
昨日、今日と行われている「東京蚤の市」。
古布シャツ(ナイマさんで扱って頂いています)
の納品を兼ねて
行ってきました。

そして我が家に残った端切れ達…

こうして残ったパーツを並べてみると、
グラフィカルな曲線の面白さを感じます。
また、この端切れを見るたびに思い出すのが着物。
相対することで思い出すのですが、
直線で完結し余りが出ないという事に着物の底力みたいなものを感じます。
いかに人力で一反の布を織るという仕事が大変であるかに考えが至ります。
しかしながらシンプルな構造であるからこそ、
その中に込められた織りや染めや
絵付けなどの技術は、
それぞれの分野で高まって行ったのかもしれません。

きものの話になってしまいましたが、私の日常着は洋服。作るのも、洋服。
幸田 文さんの小説「きもの」を読んだときに、
1枚の着物が段階を経て雑巾として最後の役目を終えるまでが
書かれていました。
それだけ大切にされ、かつ全うされる様な1枚が、
同じ衣類である洋服で適えば理想的です。


20141130